こんにちは!プロテインTIPS運営人のアキラおじさんです!
しまったぁ~、完全に見落としてしまっていたぁ~。
どうせ、お買い得パックで違いなんてないだろうと、ビッグ100%ソイプロテイン、ちゃんと見てなかったのに気がつきました。
ホントに目立たないのよ、このプロテインは。
ソイ愛好家としては、完全に失策です。
そもそも気がついたのは、Kentai パワープロテイン プロフェッショナルタイプ、毎回買うのがめんどくせぇなぁ、まとめ買いも邪魔くさいしなぁ・・・て、あんじゃん、3kgも入ってんのが!! てな具合で、現在ガブガブ試飲中。
具体的には同じプレーンタイプの「パワープロテイン プロフェッショナルタイプ」が競合になると思いますので、この2つを比べてみますよ。
「Kentai ビッグ100%ソイプロテイン プレーンタイプ」と「Kentai パワープロテイン プロフェッショナルタイプ」の違い
Kentai パワープロテイン プロフェッショナルタイプのレビューはすでに別ページでやっているので詳しい情報はそちらを見てもらうとして、同社ブランド内での競合ということになるので、その辺の差別化されている部分から見てみます。
↑この2つのプロテインです。
もう、見てもらってる通り、別物として販売されてますが、同じソイプロテインのプレーン味です。
普通は入ってるキロ数の違いだけで、中身はおんなじなんじゃないの? と思うでしょう? 私もそう思ってました。
むしろビッグ100%ソイプロテインは廉価版でブレンド栄養素が減らされてるタイプだと思ってましたよ、ホント。
でも、実際はそうでもなくて、配合バランスもそんなに違いってないんですよ。
■栄養内容値(100g当たり)
ビッグ100%ソイプロテイン | パワープロテイン | |
エネルギー | 375kcal | 375kcal |
たんぱく質 | 80.6g | 83.1g |
脂質 | 3.8g | 4.4g |
炭水化物 | 4.7g | 0.8g |
ナトリウム | 760mg | 815mg |
カルシウム | 1330mg | 902mg |
マグネシウム | 280mg | 151mg |
カリウム | 600mg | 1220mg |
リン | 940mg | |
鉄 | 20mg | 25mg |
ビタミンA | 2000IU | 750μg |
ビタミンB1 | 1.1mg | 1.4mg |
ビタミンB2 | 1.2mg | 1.6mg |
ビタミンB6 | 1.6mg | 1.4mg |
ビタミンB12 | 2.4μg | 2.4μg |
ビタミンC | 100mg | 100mg |
ビタミンD | 100IU | 5μg |
ビタミンE | 10mg | 9mg |
ナイアシン | 17mg | 15mg |
パントテン酸 | 5mg | 6mg |
葉酸 | 200μg | 240μg |
ショ糖 | 0g | 0g |
■アミノ酸分析値(100g当たり)
ビッグ100%ソイプロテイン | パワープロテイン | |
アルギニン | 5.9g | 6.0g |
リジン | 4.9g | 5.0g |
ヒスチジン | 2.1g | 2.1g |
フェニルアラニン | 4.0g | 4.2g |
チロシン | 3.0g | 3.0g |
ロイシン | 6.1g | 6.3g |
イソロイシン | 3.5g | 3.7g |
メチオニン | 1.0g | 1.1g |
バリン | 3.5g | 3.7g |
アラニン | 3.3g | 3.4g |
グリシン | 3.3g | 3.4g |
プロリン | 4.1g | 4.3g |
グルタミン酸 | 15.0g | 15.6g |
セリン | 4.1g | 4.1g |
スレオニン | 3.0g | 3.1g |
アスパラギン酸 | 9.0g | 9.2g |
トリプトファン | 1.1g | 1.1g |
シスチン | 1.0g | 1.0g |
どうです?
こうして内容表を並べてみると結構微妙でしょう?
ピンク色のところが、内容的に大きく違う部分です。
まずビッグ100%ソイプロテインがアイテムを絞ってないことも良くわかりますよね。
アミノ酸バランスに至っては、ほぼ0.数gという違いしかないので違いなんて体感的にわかるはずもありません。
同じカロリー数でたんぱく質含有量の差は0.31g。このぐらいの違いだったら、ちょっと多めにスプーンですくっちゃえばチャラです、チャラ。そのぐらいの違いしかないですね。
内容的に特徴的なのは、パワープロテインがカリウム、リン、ナトリウムが多く、ビッグ100%ソイプロテインがカルシウムが多いところです。
この違いで推察できるのは、パワープロテインが汗を多く流す持久系のトレーニングに振られているんじゃないかということです。
カリウム、リン、ナトリウムは関係性が高く、カルシウム生成や血管筋肉生成のバランスでも重要な内容です。しかも運動で消費されやすく、汗として体外にも流れ出やすい。
逆にビッグ100%ソイプロテインはその辺はスタンダードで、そもそものカルシウムを多くすることで持久系、パワー系両方を補っているというスタンスなのではないのでしょうか?
結果的に同じことをやってるんだけど、プロセスが違うという感じなのかなぁ。
ぶっちゃけ私はマルチビタミンをはじめいくつかのサプリメントを併用しているので、大きな違いの部分はほぼビタミンなのでカバーできちゃってます。特にビッグ100%ソイプロテインに含まれてないリンなんて、現代人は取りすぎてて不足しない内容だともいわれているので、正直入ってなくても全然いいです。
陸上やロードバイク、サッカー、野球などスポーツ系をやっている人にはパワープロテイン。私のようなおっさんへなちょこ筋トレトレーニーにはビッグ100%ソイプロテインの方が、内容的には向いてるんじゃないのかと思います。
意外とやるじゃん、ビッグ100%ソイプロテイン。
もう一つ気になるのは、価格面ですよね。
定価で考えると確かにちょびっとビッグ100%ソイプロテインの方がお安め。
ただ、ちょっとわかりにくいのはパワープロテインが1kgじゃなくて、1.2kgということですよね。
グラム単価に換算し直して比べなくちゃなんない。
変な話、プロテインは買う場所によってかなり価格が違います。私がいつも買っているAmazonでこの2つをグラム換算すると・・・ありゃりゃ、トータル数百円しか違わないや。
どうやら私がAmazonで買う限り、価格面の違いは無いも同然のようです。
Kentai ビッグ100% ソイプロテイン プレーンタイプを買うメリットは?
たんぱく質含有量はほとんど同じ。栄養素もほとんど変わらない。
同じソイプロテインのプレーンタイプ。
目立った違いは内容量ぐらい。
だったらパワープロテイン3袋まとめ買いすりゃあいいじゃん、て、その通りなんだけどね、正論なんだけどね。
でもやっぱり3kgドーンッというのはかなり違ってくるんですよ、はい。
気持ちの問題というか、贅沢にたっぷり使えるというのは、かなり余裕が生まれるんですよね。
今月はちょっとハードに攻めてプロテイン飲みすぎちゃってるなぁ、なんて月があったりすると、いつもの購入予定日より早めに一袋飲み切っちゃったりします。そうすると、まとめ買いしていたとしても、新しいパッケージをその段階で開けるというのは、ちょっと罪悪感があったりするんですよ。私のようなプロテインに回せるお小遣いが決まっているようなおじさんは特にね。そうなると、トレーニングの方もちょっと委縮しちゃったりして・・・
ほぼ何にも考えないでガバチョとすくってガブガブ飲めるこのサイズ感って、やっぱりなんかいいよねw。あんまり細かいこと考えなくていいアメリカンマッチョ主義っぽい感じが好きです。
他のホエイプロテインなんかでも、2~3kgのパッケージがあると、何となくそっちを選んじゃうのもその辺が理由だったりします、私はね。
この感覚を味わったことのない人は、一度でっかいサイズを買ってみたらいいですよ。
何となく気が大きくなった気がしてきます。
ただし味は変えられないので、しばらく同じプロテインを飲むことにはなりますけどね。
ビッグ100%ソイプロテインでその感覚を味わえるとは、ちょっと思ってもいなかったので、ラッキー!!
Kentai ビッグ100%ソイプロテイン プレーンタイプの気になるところ
ほぼ同じ、とはいっても、それなりに違いは結構あります。
見た目おんなじなのですが、意外な違いを発見。
パッケージを開けた瞬間、ボワッと煙が。
あれ? パワープロテインよりビッグ100%ソイプロテインの方が粒子が細い?
Kentaiソイプロテインの共通の特徴でもあると思うのですが、他のプロテイン違って、プロテインが粉というより水分を完全に取り除いた細かいパウダー状の粉末になってます。他に例えられるのものってあるかなぁ・・・赤ちゃん用のベビーパウダー? ちょっと違うけどそんな感じ。
袋を開けただけでもちょっと煙になって巻き上がるぐらいなんだけど、その巻き上がり方がビッグ100%ソイプロテインの方がかなり多い感じで、もしかしたら粒子が細かいのかも? 分かんないけど。
私は袋からそのままだと使い勝手が悪いので、別容器に移して使ってます。
分かりにくいかな、でも、こんな感じ。
元々はピクルスを漬けようと思ってホームセンターでまとめてごちゃごちゃ買った中の一つなので、いくらだったかは忘れましたwww。もちろんピクルス作りはやってますよ。ジップロックが大活躍で冷蔵庫の中で眠ってます。
容器の大きさとしては私はこのぐらいが使いやすくていいです。940mlと書いてありますが、実際は700mlぐらいの八分目まで入れて、無くなってきたら足して使ってる感じです。
この手の容器は、できればゴムパッキンがついてるのがいいですよ。
100円ショップのパッキン無しの容器を使ってた時は、ふたがラフすぎて不用意に開いちゃったり、何となく隙間から水分が入ってきたり、ほこりが入ってきそうで嫌だったので、密封できるゴムパッキンは私は必須です。
その容器に毎回移す時、ま~ぁ、プロテインが舞い上がる舞い上がる!!
パワープロテインもそれなりに舞い上がってはいたんですが、ここまでじゃない。
同じように容器に移してるんですが、ビッグ100%ソイプロテインの方が舞い上がり方が半端じゃない。ちょっとむせるレベルです。
こんなにパウダー状にする意味があるのだろうか? まあ、日持ちの問題とか何かしら意味があってやってるんだろうけど、容器に移し終わった後、丁寧に移したはずなのに周りにうっすら粉が散っていて、チッ! ってなります。
シェイカーにスプーンで移す時でも、パウダー状で舞うので、もしかしたら私のような神経質なタイプは向いてないのかなぁ~って思うことすらあります。
常にウエットティッシュスタンバイで、いつでもテーブルふける状態でやってますよwww。
Kentai ビッグ100%ソイプロテイン プレーンタイプの販売元は?
もう、私のサイトではおなじみのKentaiなので、今更説明も必要ないと思いますが、一応説明しておきます。
kentai 健康体力研究所はプロテインのパイオニアカンパニー。
健康体力研究所はスポーツ健康食品メーカーとして有名老舗メーカーです。
地味なイメージですが、数多くのプロスポーツ選手やアスリートの熱狂的なファンがいることから、業界で知らない人の方が少ないメーカーの1つです。
特にプロテインに関しては、国産プロテインのパイオニア的存在なので、一家言二家言あるこだわりの企業です。
もちろんプロテインだけではなく、スポーツ系サプリメントも充実していて、ラインナップも豊富。
気になる人はkentaiHPを確認ください。
他社メーカーに比べ、アスリートに向けた栄養バランスにこだわっていて、比較にならないほど多くの栄養素が配合されている商品が多いです。
ただ、このこだわりが一種類の栄養素だけを商品名に持ってきている製品の配合量を下げてしまい、ユーザーの選択肢から外れてしまうこともしばしば。
トータルバランスでは一番、という堅実派、ベテランにファンが多いのも特徴です。
私の周りでも、いろんなメーカーを試し続け、最後にたどりついたのがkentaiという人、結構多いです。
地味で目立たないメーカーですがシェアは広く、こっそり使っている隠れファン、「自分だけの秘密兵器」的サプリメーカーでもあるようです。
Kentai ビッグ100%ソイプロテイン プレーンタイプを飲んだ感想
さて、気になる味の感想です。
本当にぶっちゃけたことを言ってしまうと、同じメーカー同士のソイプロテインのプレーン味って、どれを飲んでも違いってほとんどないです。ソイの愛好家であれば、内心そんなに違いなんてねぇよ、って思ってんじゃないですかね。
並べて飲み比べて、初めて違いが分かるレベルだと思います。何でもおいしいというバカ舌だと違いは分かんないかもです。
なので、今回もそのレベルの違いだと思っておいてください。
基本的にはパワープロテインと同系統なので、パワープロテインとの違いということになりますかね。
パワープロテインの味については解説をしている別ページがあるので、そちらを見てください。
Kentaiのソイプロテインは、ソイ100%のタイプと比べると、何かしらビタミン添加やら加工やらをしてるっぽい味、なんか頑張っていじってるな、って味が特徴です。
そんなパワープロテインと比べると、どうかって話になります。
これに関しても事前情報として理解しておいてほしいのは、このパワープロテイン、実は結構出来に良し悪しのブレがあります。まだ私も長期の検証ができてないので何とも言えないのですが、基本的には中間的な出来のパワープロテインと比べてということになります。
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、感想です。
ビッグ100%ソイプロテインを飲んで一口目の印象は「ん? ちょっと大豆臭が強いか?」でした。
ちょっと味が濃い目という印象。パワープロテインよりもうちょっと何か手を入れていじってある感じがあります。
もう一つ気が付いたのは、ビタミン臭? ビタミン味?っていうのかな、パワープロテインにはない、微かにビタミン系の何かが追加されているっぽい味がします。
これらの味は、1週間も飲み続けてしまうとわかんなくなっちゃうレベルなんですけどね。
正直、パワープロテインの出来の悪いパッケージに比べれば、かなりまし。中間的な出来のパッケージと比べてしまうとちょっと不味い、そんな感じです。
飲んでトレーニングした感じは、私レベルではぶっちゃけそんなにかわらないです。
たんぱく質含有量は80.6gと83.1gでほとんど違いはないので違いが出ちゃったらまずいですwww。
微妙な違いですが、パワープロテイン方がわずかに回復が早く、ビッグ100%ソイプロテインの方が筋肉痛が少ないかなぁ・・・ほとんど感覚的な違いですが。
とはいえ、3kgも入っているビッグ100%ソイプロテインの方が、自然と一回のスプーンですくう量が多めになってしまったり、1日の摂取回数が増えてしまったりというのはよくあるので、このところの筋肉の張りの良さはそのせいかもしれないですねwww。
Kentai ビッグ100%ソイプロテイン プレーンタイプの泡立ち、飲みにくさが気になる
差がないと良いとこづくめなことを書いてきましたが、気になる点も結構あります。
一番のネックは、この泡立ちですね。
シェイカーで混ぜると濃い目の硬い泡がキュッッと詰まって出来上がっちゃうし、そもそも水溶けが悪い。 水溶けが悪いので、シェイカーで混ぜずに泡立たないスプーンで混ぜる裏技を使っても、溶け残ってべたべた周りについて全然らちが明かない。
しょうがないので水多めでシェイカーでガチャガチャ混ぜて、そのままぐびぐび。その後、ゲエェ~~~ップと長いゲップが出るのは、もう、覚悟のうえで飲んでます。
泡立ちは、出来の悪いパッケージのパワープロテインと同じぐらいです。
ただちょっと違うのは、このドロッとした感じと粉っぽさ。
これは、完全には水に溶けきらないからなのかなぁと思ってます。
パワープロテインの方は、出来が悪いとはいえ水に溶けきってしまう感じはあるのですが、ビッグ100%ソイプロテインの方は、パウダー状の粉なのであまり舌触りにザラッとした感じはないけど、やっぱり粉として水に残ってて溶けきらない感じがあります。試しにたっぷりの水に少しのプロテインという感じで溶かしてみましたが、やっぱり何となく一定量は水に溶けてるというより混ざってるという感じで粒子が見えます。
特に効果に違いは出てはいないので、問題はないのだと思いますが、毎回飲む時この感じというのは、ネックになるでしょうね。
Kentai ビッグ100%ソイプロテイン プレーンタイプでもいいじゃん!!
おじさんトレーニーとしては、なにもパワープロテインにこだわる必要性も感じられないので、正直な話、ビッグ100%ソイプロテインでもいいじゃん! て、思ってます。
変な話、ロットによって味にばらつきのあるパワープロテインよりも、それより飲みにくさは平均的に悪いかもしれないけど、安定してそうなビッグ100%ソイプロテインの方がいいかな、と思う人も少なくないと思います。ぶっちゃけソイプロテインのプレーン味なんて、どれも似たり寄ったりなので、気にならないという人も多いでしょうしね。
私もどっちかというとそっちのタイプですwww。
やっぱりドーンと3kgというこの量が魅力ですよね。
かなり贅沢な飲み方しても、3kgはちょっとやそっとじゃなくならない。
そもそもプレーンタイプを選ぶ人というのは、質実剛健タイプか、いろいろ試してきてシンプルにしていった結果ここにたどり着いたというタイプの人が多いです。
そういう人はちょっと他人と違ったこだわりポイントがいろいろあると思いますが、品質や持久系機能、効果性を重視したいならパワープロテイン。
そもそもトレーニングや筋肉をつけることが目的なので、それ以外の煩わしいことすら削り取ってストレスフリーになることを重視してるなら大容量のビッグ100%ソイプロテインが向いてると思います。
ソイメインの人で、細かいことを気にしないで飲んで、しかもなくなるのもあまり気にしなくていいという気楽な飲み方がしてみたい人にはうってつけのプロテインですよね。
意外とちゃんとした大手メーカー品で大容量のソイプロテインって、ラインナップにあってもなかなか手に入らない。簡単に手に入るビッグ100%ソイプロテインって、案外貴重な存在かもしれないですよ。
ドーンッとソイプロテインがたくさんある、そんな感覚を味わってみると、意外な利点があったりします。
ホエイよりはかなり安いので、一度でっかいサイズを買ってみたらいいですよ、結構おすすめです。