こんにちは!プロテインTIPS運営人のアキラおじさんです!
今回はkentai(ケンタイ)のソイプロテインシリーズを飲み比べです。
すっかり大豆のソイプロテインにはまってしまってる私ですが、ホエイプロテインよりも体質に合っているせいか、すこぶる体調がいいです。筋肉もバッチリついてます。
ただホエイプロテインほど種類も製法の違いも無いので、販売しているメーカーがあまりなくて、ソイプロテインって、選択肢が少ないんだよね。
現在はBody Wing(ボディウイング) とkentai(ケンタイ)のソイプロテインを交互に購入して飲み続けている状態です。
kentai(ケンタイ)はプロテインメーカーとしてかなりメジャー企業ですよ。
Body Wing、ニチガ、kentaiのソイプロテインの比較は別ページで説明しているのでそちらを参考にして下さい。
kentaiソイプロテインシリーズの種類
ラインナップがちょっと分かりにくいのですが、kentai(ケンタイ)のソイプロテインシリーズは大きく分けて3つあります。
- パワープロテイン
- ビッグ100%ソイプロテイン
- ウエイトダウンソイプロテイン
ウエイトダウンソイプロテインは、ソイプロテインの痩身機能としては正しいのですが、ホエイプロテインとためを張るという部分では、ちょっとジャンル違い。たんぱく質含有量も72%前後とちょっと少なめなので今回は無しで。
ビッグ100%ソイプロテインは、言わばkentaiのサービス商品。
3kgパッケージで味もプレーンタイプの1種類のみ。
ただし、キロ単位の価格はかなり安い。低価格の品質の良いソイプロテインを気楽に飲んでもらおうというサービス精神のたまものです。たんぱく質含有量も約80%と高めなので、味なんかどうでもいいという人にはおすすめ。
ただ、1種類しかないことと、味や飲んだ感じは完全にパワープロテインのプロフェッショナルと同じ。感想がダブってしまうので、今回は場外へ。
残ったのは一番使い勝手がいいパワープロテイン。
今回メインで評価するのは、パワープロテインです。
これもちょっと分かりにくいんですが、パワープロテインは今2種類ですね。。
プレーン味とココア風味。
以前は何種類かフレーバーがあったんですが、だいぶ減ってしまいましたねw。
kentaiパワープロテインの特徴
比較的水に溶けやすく、日本人に合わせたソイプロテインです。
昔ながらのソイプロテインを現代風にアレンジし直したような感じですね。
アスリート・スポーツマン向けの、パワーだけでなく粘り強さも追求したソイプロテインです。
プレーン味はちょっと多めの1.2kgでお値段据え置きのお得感があるタイプです。
味は、良くも悪くも大豆の味と香りをいじっていない感じで、イソフラボン、ビタミン、ミネラルなど、いろんな栄養素を追加配合しているんだな、というのが何となくわかる味です。
とはいえ、プレーンタイプのソイプロテインに抵抗がない人、無調整の豆乳が飲める人であれば全く問題がないレベル。
ココア風味は、そのまんまちょっと薄めのココア味です。
味や香りにプレーンの大豆感覚は全く残っておらず、おいしく仕上げられているのでむしろGOOD!。
面白いのは、この3種類、よく見ると、微妙にたんぱく質含有量が違ってます。
プレーン味、約91.0%
ココア風味、約85.4%
微々たる違いで、無水物換算値で見ると3つとも4%ぐらいアップしますが、たんぱく質の量にこだわる人はチェックでしょう。私はこのぐらいだったら誤差範囲。3つのどれを選んでもキロ当たりでスプーン2~3杯程度のたんぱく質の量の違いしかないので、一日飲まなければチャラです。どれでもおいしく頂いてしまいます。
内容特徴としては、大豆タンパクにソフラボン、ビタミン、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄)をバランスよく配合。非遺伝子組み換え大豆使用、保存料・着色料・香料不使用。アミノ酸スコア100。
栄養内容も微妙に違っているのでコチラもチェック。
製品100g当たり
プレーン味 | ココア風味 | |
エネルギー | 388kcal | 390kcal |
たんぱく質 | 86.3g | 81.5g |
無水物換算値 | 91.0g | 85.4g |
脂質 | 4.8g | 5.5g |
炭水化物 | 0g | 3.5g |
ナトリウム | 0g | 1.8g |
カルシウム | 319mg | 338mg |
マグネシウム | 46mg | 49.5mg |
鉄 | 27.2mg | 27.5mg |
ビタミンA | 750μg | 750μg |
ビタミンB1 | 1.4mg | 1.4mg |
ビタミンB2 | 1.6mg | 1.6mg |
ビタミンB6 | 1.4mg | 1.4mg |
ビタミンB12 | 2.4μg | 2.4μg |
ビタミンC | 100mg | 100mg |
ビタミンD | 5μg | 5μg |
ビタミンE | 9mg | 9mg |
ナイアシン | 15mg | 15mg |
パントテン酸 | 6mg | 6mg |
葉酸 | 240μg | 240μg |
内容を見ても分かる通り、多くの栄養素が配合されており、かなり気を使っているのが分かります。
アスリート向けとしてのこだわりが、実は結構強いんじゃないかと思ってます。
栄養素てんこ盛りやあえて味のバリエーションを絞る、パッケージサイズを大きくするなど、分かりにくい製品構成になってしまっている点や時代に逆行するようなサービス精神は、こだわりと考えれば腑に落ちます。
私の知っているムキムキさんも、kentaiしか飲まないと言い切っているぐらいなので、熱狂的なファンがいるプロテインですね。
kentaiパワープロテインの気になる点
やはり気になるのはプレーンタイプの味です。
プロフェッショナルタイプ、不味いです。
甘さはありません。大豆臭もけっこうします。
さらっとした癖のない無調整豆乳をそのまま飲んでいる感じです。
デリシャスタイプも味が付いてますが、ホエイプロテインのようなはっきりとした味付けではないです。甘さ味ともに控えめでソイプロテイン特有の粉っぽさがあります。今主流のホエイプロテインのようなサッと水に溶け、こってり甘いジュースのようなプロテインを期待していると、痛い目に会います。
甘くておいしいプロテインしか飲んだことがない人には、かなり敷居は高いと思いますよ。
まあ、ソイプロテインのプレーンタイプとしては、標準的な味だと思いますし、ココア味も変に化学的な味付けがされていなくて、私はいいと思ってますけどね。
ソイプロテインの味を知っていて、ソイプロテインは大豆の地の味がかなり残っているというのが分かっていれば、誰でもこんなものだと思うでしょう。ココア味だって、よくできてるなぁと感心ものです。ですが、大抵ホエイプロテインからの変更組はよく知らないので、カウンターパンチを食らっています。
プレーン味ってなに? という人はかなり危険。たんぱく質含有量だけで判断してプレーン味を選んで、もてあましている人、結構見ますよ。
全く味を知らないなら、最初はSAVAS(ザパス)のソイプロテインココア味からがおすすめ。
ホエイとほとんど違いがありません。
甘さ控えめが好みなら、kentai(ケンタイ)ココア味からがおすすめです。
ソイのクセはほとんどありません。
kentaiはソイプロテインとしては値段も手ごろ。かなりのメジャー商品なので、ソイプロテイン初心者もプレーン味を手にすると思うのですが、味が入門編としては結構なハードルの高さなので、この辺がもう少し何とかならないものかと思いますね。
kentai 健康体力研究所はプロテインのパイオニアカンパニー
健康体力研究所はスポーツ健康食品メーカーとして超老舗です。
地味なイメージですが、数多くのプロスポーツ選手やアスリートの熱狂的なファンがいることから、業界で知らない人の方が少ないメーカーの1つです。
特にプロテインに関しては、国産プロテインのパイオニア的存在なので、一家言二家言あるこだわりの企業です。
もちろんプロテインだけではなく、スポーツ系サプリメントも充実していて、ラインナップも豊富。
気になる人はkentaiHPを確認ください。
他社メーカーに比べ、アスリートに向けた栄養バランスにこだわっていて、比較にならないほど多くの栄養素が配合されている商品が多いです。
ただ、このこだわりが一種類の栄養素だけを商品名に持ってきている製品の配合量を下げてしまい、ユーザーの選択肢から外れてしまうこともしばしば。
トータルバランスでは一番、という堅実派、ベテランにファンが多いのも特徴です。
私の周りでも、いろんなメーカーを試し続け、最後にたどりついたのがkentaiという人、結構多いです。
地味で目立たないメーカーですがシェアは広く、こっそり使っている隠れファン、「自分だけの秘密兵器」的サプリメーカーでもあるようです。
kentaiパワープロテインを飲んだ感想・効果
味、飲んだ印象・評価
プロフェッショナルタイプ、やっぱり不味いです。
不味い! とはいえ、そんなに言うほどは不味くはない。
プレーン味に抵抗がない人であれば問題なし。
あとは慣れです。
プレーン味としては標準的。あえていじらないでそのままという味と香り、大豆のエグミも少しだけ残っている感じ。これにビタミン類の栄養素がいろいろと明らかに配合されているんだな、と分かる感じの味です。
豆乳が苦手な人は飲めないかなぁ。
ココア風味も、これも劇的に「うまい!」というほどではなく、そこそこにうまい。「うまい! 」というには、各社から出されているホエイプロテインのココア味がうますぎるから。比較してしまうとやっぱりちょっと差が出てしまいます。
ソイプロテインは全く違うジャンルとして見てくれたら、結構イケテル味だと思うんだけどね。
まあ、そうはいっても、大豆の飲みにくいソイプロテインをここまで普通に飲めるようにしてくれているのは相当なものです。初心者でも飲みやすい。
このココア味は、本物のココアが配合されていて、味のコントロールがされているみたいです。私自身は、このココア味、結構というか、かなり気に入ってます。
味としては薄口、甘さも香りもちょっと控えめなのですが、甘いものが苦手な私としては、かなり心奪われてしまっています。
特にソイプロテインに切り替えてから、プレーン味に舌が慣れてしまったせいか、味の濃いホエイプロテインがきつく感じるようになってしまいました。
ちなみに私は、プロフェッショナルタイプのプレーン半分、ココア風味半分でミックスして飲んでます。かなり薄めに感じると思いますが、もう、このぐらいで充分、お腹いっぱいです。
これは他のソイプロテインのプレーン味とミックスしてもイケますので、甘いものが苦手、でもプレーン味ではちょっときついという人にはお勧めの飲み方です。
コーヒーを入れる飲み方については、Body Wing(ボディウイング) のページで説明しているのでそちらを参考にして下さい。
もう1つ気になったのが、プロテインがサラッサラの細かいパウダー状なことです。
私はパッケージから直接はすくいません。スプーンで取りだすと必ず袋の内側の粉が手につくのが嫌で、400mlの蓋つきの容器を100円ショップで買ってきて移し替えて使ってます。しかしプロテインがパウダー状なため、移し替えでものすごく粉が舞ってしまいます。シェイカーにスプーンで測って入れるときでもフワッて感じで舞うくらいです。
水に溶けやすくするためにパウダー状にしてあるんだと思いますが、変にシェイカーのヘリにつくと溶けないでへばりつくことがあるので注意。
飲む時は、水ちょっと気持ち多めの方がいいかもね。
飲んでトレーニングした印象・評価
今回も朝とトレーニング後の一日2回、規定量の付属スプーン1杯(20cc強)を水で溶かして飲んでます。
ソイに切り替えてもそんなに極端な変化はなかったのですが、だいぶ経って体になじんできたせいか、最近やっと変化が出てきました。
おじさんは体の変化が遅くて厄介です。
まず、すこぶる体調がいい。
おそらくホエイよりソイの方が体質的に合っているというのが大きいようです。
年齢的なものもあるのかな? 肉食より完全に草食男子ですwww。
ホエイを飲んでいた時は、むくんでいるというと語弊があるかな、こう、ぱつんぱつんな感じ、分かるかな? ソイに切り替えるまで気がつかなかったんだけど、そのぱつんぱつん感が無くなってきて、シュッと体が軽くなった感じです。
今まで体の挙動が重かったんだなって気がつきました。
こう書くと、体が細くなったの? そもそもソイはホエイほど筋肉つかないんじゃないの? と思われがちですが、むしろ今までより筋肉はついてます。
私ごときおっさんアマチュアトレーニーに、そんな極端な違いなんて出ませんて。
ソイもホエイも鍛えればその分だけちゃんと筋肉はつきます。
体調体質的に動物性と植物性のどちらの方が自分に合っているかの違い程度です。
切り替えた直後からしばらくは、体の変化は停滞してました。
変化が出てきたのは体が軽くなってきたあたりからで、スッと皮下脂肪が減って、動きやすくなり、私の場合、むしろホエイの時より筋肉がついてきている感じです。
ぱつんぱつん感と皮下脂肪が減ったせいで、筋肉が浮き出しやすくなったのかな? その辺は定かではないですが、トルクはちょっと落ちて粘り強い感じになったのは確かです。
見た目は締まった感じになってメリハリが出てきましたが、ついてる筋肉の質が変わってきた感じです。
持久型になりつつあるのかな、動きやすい今の感じの方が私は好きです。ランニングが楽になって結構楽しい。
後もう一つ気がついたのは、変な吹き出物が出なくなりました。
背中とか胸の中心や、おでこあたりにたまに出ていた大人のニキビ的なものを、最近見かけなくなりました。
アブラキッチュ! なおっさんから卒業か! ちょっと嬉しいぞ。
kentaiパワープロテインの泡立ちがすごいぞ
kentaiパワープロテイン、味も機能も私好みでいうことがないのですが、1つだけどうしても気になるのは、泡立ちです。
特にココア風味、こいつはすごい。
「ソイプロテインの泡立ちの凄さは天然素材の印」と聞いたことがあったんだけど、ホントか?
be LEGEND(ビーレジェンド)の泡立ち記録を抜いて現在一位です。
私は600mlのシェイカーに300ml水を入れ、付属スプーン1杯を投入してシェイクしてます。
まずプレーンタイプのプロフェッショナルですが、これもかなり泡立ちます。
シェイクすると細かい泡でいっぱいになり、500mlぐらいに増えます。
ただプロフェッショナルの泡はさらっとした柔らかいタイプなので、シェイクした後ちょと見ていると、泡が消えていくのも早く、泡がある程度消えたところで飲める状態に落ち着きます。
問題なのはココア味。
こいつらは、同じくシェイクすると蓋いっぱいの所まで細か~い泡が立って、なかなか消えてくれません。泡が堅めというんでしょうか、ガッチリ泡が主張して、全然消えてくれません。結局ゲップ覚悟で泡を飲む感じになってしまいます。もう、胃袋パンパンです。もちろんちょっとすると長~~いゲップ到来です。
ココア味を愛用している人、結構筋肉マンに多いんですが、どうしているんでしょう? そのまま飲んでるのかな?
実はこれ、私なりの解決方法は見つかっています。
上でプレーンとココアを混ぜて飲んでいると書きましたが、実は泡立ちを抑える方法としても有効です。
もともとホエイプロテインをほんのちょっと混ぜると泡が全く立たなくなるというのは分かっていたので、もしかしたらと思ってやったのが、偶然甘さも抑えられて大成功ということだったんです。
プロフェッショナルとココア味を混ぜる。ちょっとプロフェッショナルの方が多めでいいぐらい。するとあら不思議、さらっとした柔らかい泡立ちで、しかも泡立ち控えめ。泡は立つんですが、すぐ消えるタイプの泡になります。
完全にソイに切り替えている人は2袋買わなくちゃですが、ぜひ試してみてください。
まだホエイが残っている人は、ほんのちょっと、気持ち程度混ぜるだけで泡が立たなくなりますよ。
不思議、不思議。
ココア風味とプロフェッショナルをリピ続行中!
なんだかんだ言ってもプレーンタイプの味付けにうってつけなので、重宝してます。毎回少しずつしか使わないので、なかなか減りませんよ。
ヘビーローテーションしているのはやはりプロフェッショナルタイプです。
プレーンなスタンダードタイプはこれも飽きが来なくてちょうどいいですよ。
たんぱく質含有量も高いので、筋肉もガッツリついて効果も上等。
おそらくソイプロテインでもプロ並みにきっちりトレーニングすればビルダー並みの筋肉が普通につくんだろうと思いますが、おっさんにはそこまで必要ないし、そもそも根性がない。
そこそこで充分なんですよ、そこそこで。
そういう意味では体調が良くなったソイプロテインはありがたい存在。
やっぱり日本人には大豆だね。
朝の体のだるい重さも無くなったし、目覚めもいい。余計なものがするっと抜けた感じで体の軽さがいい感じ。
西洋人的マッチョマンより、動ける東洋人的な繊維質の筋肉を目指している人にはベストチョイスだと思います。
一瞬体が細くなる感じがしますが、体重はほとんど変わってないので、締まっていく方向性に変わってきますよ。
ところで前回サプリ、プロテインの購入は個人情報保護の意味でAmazonで統一しているというのを書きました。
そこでkentaiのサプリ購入先なんですが、公式のケンタイオンラインショップよりAmazonの方がめちゃ安です。
こんなことを大声で言っていいのか分かりませんが、公式サイトは定価売りなので一番高いです。
近所のドンキでも、メガバリューがかろうじてAmazonよりちょっと安かったですが、自宅に送ってもらえることを考えればAmazonの圧勝です。
物によってはAmazonの方が公式の半額売りなんてのもありました。
メーカーによっては送料の差ぐらいの違いしかなかったり、公式の方が特典がついてたりすることが多いのですが、kentai、SAVASシリーズの場合は、かなり差がありますよ。購入の時には損しないように注意してみてください。
なぜか理由はわかりません。
長く飲み続けることを前提としているプロテインとしては、価格の安さと手に入り易さは魅力です。
私もまだいろいろ試している最中ですが、あなたもソイプロテインを一度試してみては?