こんにちは!プロテインTIPS運営人のアキラおじさんです!
プロテインを飲むと薄毛になる、禿げるって本当?
ウソです。
100%嘘っていうことでもないんですが、間接的な影響で、っていうことはあります。
そもそもプロテインを飲み始めて髪の毛が抜けた、という人と、髪が増えたっていう人と、両方いますよね。
毛が増えたっていうのは、ちょっと科学的に証明するのは難しいのですが、抜け毛が増えたというのはある程度説明ができます。 まあ、そうはいっても頭皮については遺伝的な要素の方が強いとは思いますけどね。
ちなみに自分の薄毛について、自分の父親の頭を参考にハゲるんじゃないかと心配してる人が多いですが、ハゲ遺伝は、遺伝は遺伝でも父方遺伝ではなく母方遺伝なのでお間違いなく。観察するべきは父親ではなく母方の祖父の頭なんですよ。
とはいえ、やっぱりハゲるイメージが強いのは、筋肉ムキムキのボディービルターのイメージと重なるからなのでしょう。
プロテイン = 筋肉 = ボディビルコンテスト
これなんですよね。
あのトレーニングと特殊な減量をしたコンテストマッチョがプロテインを飲まない普通の人にとっては全てなんですよ。
あの日焼けして爬虫類みたいなオイルでてらてら、筋肉もこもこ。
男性ホルモン、ムンム~ンッ!
このムンム~ンッが薄毛イメージとつながっちゃうんでしょうね。
プロテインって、そもそもバランスが取れた、ただのたんぱく質とミネラルビタミン類です。
バランスが取れているので、同じたんぱく質でできている髪や頭皮にはむしろ良いぐらいなんですよね。
髪のためには動物性のホエイよりソイの方がいいとまで言っている人もいます。
面白いところでは、あのアンファー(ANGFA)から髪を考えたプロテインも出てます。
まあ、参考までに、気になる人は使ってみるのも一つの手だと思います。
とはいえ、間接的には髪にも影響のあるプロテイン。
どんな問題とがあるかと対応策を紹介しておきます。
プロテインで抜け毛が増えてしまうパターン
プロテインを飲むと薄毛になるというのは嘘ということも、むしろ毛髪の形成に役立つということも書いてきましたが、プロテインが間接的に抜け毛を増やしてしまう可能性もあるのは確かです。 今回は、そのパターンをピックアップしてみました。
- ハードトレーニング・過激なダイエット
- プロテインの過剰摂取による肥満・内臓疾患
- 筋肉増強剤との勘違い
- アレルギーによる頭皮の肌荒れ
直接プロテイン自体のせいで髪が抜けるということはありませんが、これらの自分自身がやらかしてしまった結果、薄毛へと向かってしまうことがあります。
ハードトレーニング・過激なダイエット
全身限界を超える超ハードトレーニングをほぼ毎日続けている、という人、ヤバいです。
さらに遺伝的にハゲやすい、という人、超ヤバいです。
筋トレしている人であれば、オールアウトするまで追い込みをかけるのは当たり前だとは思いますが、さらにそれを毎日全身という人は、もうすでに、セミプロレベルだと思います。
ただそこまでやってしまうと、全身の筋肉の修繕にたんぱく質が回されてしまい、髪にまでたんぱく質が回らず薄毛に・・・という可能性が出てきます。また、激しいトレーニングとプロテイン摂取を繰り返していると、男性ホルモンの増加を促し、薄毛が促進してしまう可能性も否定できなくなってきます。
同じような理屈で、ダイエットでも、あまりに過激になってくると、髪や頭皮に栄養素が回ってくる量が減って、抜け毛が多くなることがあります。
ボディービル大会出場レベルまで減量と筋トレをするようなセミプロでない限りはそこまでやらないと思いますし、普通にジムで鍛えているレベルでは問題ないと思いますが、やりすぎはやっぱりダメってことですよね。
筋肉増量トレーニングは、ギリギリの見極めと、そこをちょっと超える努力の積み重ねです。
実は体を使った、知性派、頭脳派のゲームだったりもします。
ほどほどを見極めましょう。
プロテインの過剰摂取による肥満・内臓疾患
今度は逆に、運動しないパターンです。
「プロテインさえ飲んでいれば筋肉なんてつくのさ♪」という完全に間違った感覚で運動もせずにプロテインを飲んでいる人、意外と多いみたいです。
プロテインはあくまで食事のサブ的位置。プロテインを飲んでいても、運動や筋トレをしっかりやらなければ筋肉はつきません。運動しないでカパカパ飲んでいれば、余ったプロテインは脂肪になって太っていきます。
運動しないでつく脂肪が増えると、頭皮の皮脂も増えて髪に影響が出てきます。
ポイントなのは、汗をかかない、運動しないで太るというところです。
ある程度太っていても、運動で汗をかくのが習慣になっていれば、汗腺が発達して皮脂の流れが良くなるしシャワーを浴びるのも習慣になるでしょう。しかし、動かないでいると、ドロッとした汗しかかかず、頭皮に皮脂がこびりつきます。危ないアブナイ!
さらに、プロテインの過剰摂取で肝臓、腎臓などに疾患が出てしまうレベルまで飲みすぎると、今度は内臓疾患からくる毒素で毛が抜けるということもあります。
プロテインの過剰摂取についてはこちらに詳しく書きましたので気になる人はどうぞ。
もう、ここまでくると素人がどうこうできる話じゃなくなります、素直に医者に行ってください。
ちょっと脅かしてる感じですが、基本的なプロテインの使い方の間違いや勘違いからくるものなので、きちんと正しい使い方をしていれば問題は起こらないレベルです。安心してプロテインを使ってください。
筋肉増強剤との勘違い
「プロテインは男性ホルモンが多くなって毛が抜ける」
このイメージを作り上げてしまったのは、筋肉増強剤のせいだと思われます。
筋肉増強剤、いわゆるアナボリックステロイドというもので、ドーピング薬物として知られているものの一つです。一応日本ではスポーツ選手はルール上ダメですが、個人での所有、使用に関しては今のところ合法です。
こいつを使うと異常なほど筋肉がつきムッキムキになりますが、副作用も大きい。その中に「毛髪の消失」というのも入ってます。
アナボリックステロイドよりもプロテインの方が一般的なせいで、筋肉をつける同じようなものとして混同されてしまい、このせいで「プロテイン=ハゲる」のイメージがついてしまったところが大きいんでしょうね。
ちなみに、プロテインと筋肉増強剤は全く別のものです。
プロテインはたんぱく質だから直接ハゲるということがないのはもう、分かってますよね。
さて、一般的なサイトではおそらくこの辺までが解説で説明されていることだと思いますが、プロテイン専門サイトということで、もうちょっとグレーゾーンに踏み込んみたいと思います。
海外製、特にアメリカ製のプロテインって量も多くて安くていいですよね。今じゃ海外からの直送が当たり前だし、私も日本にくる友人に頼んで買ってきてもらったりしてます。
さて、海外製のプロテインは、実際使ってみるとパンプ感が全然違ったり、体が大きくなりやすかったりすることが多いです。特別何か入っているようなことは書いてないのですが・・・。
海外製の場合、その国のルールで作られているので、その国の常識にのっとっている場合が多いです。
書いてなくても、当たり前のように日本製には普通入っていないホルモン剤が添加してあったり、強壮剤が追加されてたりすることがあります。プロテインには当たり前に入ってるんだから説明なんかしなくたって知ってるでしょ、的な感覚です。
まあ、日本に持ち込める段階で合法なんだと思うんですが、結構グレーゾーンだと思ってます。
そもそも日本製では入ってないものなので、なんで入れてないのか何か理由もあるはずだし、そもそも日本人に合うのかどうかも「?」ですしね。これが共通して同じホルモン剤ならいいのですが、各メーカーごとで違ってたり、生産ロットで変更したりすることがあるので、神経質な日本人にとっては気になる部分だったりします。
ちなみにこれらの存在自体グレーゾーンなのに、これらが髪にどんな影響を与えるかについては、誰も答えてないというのが、やっぱりちょっと怖い。
私もメジャーな海外プロテインはほとんど使ったことがあるし、周りでも使っている人がいるので観察しているのですが、今のところ禿げてきたのは2人だけ。この2人もホントにプロテインのせいかどうかわかんないし、もともとちょっと薄そうな感じだったし・・・。
まあ、海外製プロテインの場合、筋肉を取るか毛髪を取るかは自己責任ってことで、よろしく。
アレルギーによる頭皮の肌荒れ
プロテインのたんぱく質はバランスが取れていて体に良い、とはいえ、中には特定のたんぱく質や成分にアレルギーがある人もいます。
ちょっとアレルギー反応が出にくい隠れアレルギーというのもあったりします。
人によっては、これらの成分にアレルギー反応が出て、肌が荒れたり体調不良になってしまうこともあります。
頭皮が荒れれば当然抜け毛も多くなりますよね。
かくいう私もアレルギー症状が出たことがあります。水泡性湿疹はかなりヤバいです。小さい水膨れみたいのがいっぱいできて、痛くもかゆくもないのですが、水ぶくれが破裂して変な液が出てくるし、肌は角質化してボロボロになります。
私はこれが手と頭皮にできて、髪の毛がぽろぽろ抜けました。
慌てて皮膚科に行くと、水泡性のアレルギーは原因不明の場合が多く、私の場合、過労が溜まって抵抗力が落ちてるところに、隠れアレルギーが表に出てきたということらしいです。はっきりした原因は結局不明。
プロテインを変え、塗り薬を刷り込み、治るのに半年近くかかってしまった経験があります。
自分にアレルギーなんかねぇよ、と思ってる人、私もそうだったので言いますが、体調と仕事の忙しさとかが重なれば、ありえないことではないと思っておいた方がいいです。
アレルギー性、侮ってはだめです。
何かあったらすぐ皮膚科に行った方がいいですよ。
抜け毛にはやっぱり育毛剤とシャンプーで対策が一番ですね
「プロテインと薄毛は関係ない!」と突っぱねてしまうのは簡単なのですが、そのままというのはさすがに薄情ですよね。
そこで、私自身薄毛対策には初心者なので、一時期かなりキテたのに、最近はふさふさ、カツラ疑惑のあるトレーニーにぶん殴られるのを覚悟でいろいろ聞いてきました。
2、3発は覚悟してたのですが、かなり親切丁寧に教えてもらいましたよ。
初心者は食事や生活習慣改善と言われてもなかなかそこまで徹底できないのが本音らしいので、初めはやはりスカルプシャンプーに変えるのと、育毛剤を使うようにするのが一番いいみたいです。
ポイントとしては、頭の洗い方をまずマスターしろって言ってました。
頭皮の血行を良くしたいのか、頭の汚れ、皮脂や毛穴の油をよく取りたいのかで洗い方が違うそうなので、その辺をまず分かった方がいいみたいです。
もし、そんなの出来ないっていうんであれば、今はかなり優秀な電動の頭皮ブラシがあるのでそれを試してみるのをすすめられました。
下手な初心者が不器用にやるよりこっちの方がより確実みたいで、彼もこれを使っているみたいです。
↑ しっかり頭皮の汚れを取り除くのであれば、電動頭皮ブラシクレンジングタイプ。
↑ 育毛剤の下地作りやマッサージだったら 頭皮エステEMSタイプ。
まあ、めんどくさがりで不器用な人向けですね。電動歯ブラシの頭版と思えばわかりやすいかも。
下手にやるより機械にまかしちゃえってことで。
シャンプーと育毛剤ですが、最初コンビニやドラッグストアなんかで売ってる安物から手を出しがちですが、正直そのレベルなら使わなくたってそんなに違いはないとのこと。まあ、使わないよりはマシですが。
それなりに成分が濃厚で専門性があるものを最初から使った方が無駄金ばらまかなくていいということみたいです。それに効果が出てきたときにどう良かったのかがはっきりしてくるので後々の対策の組み立てがしやすく、結局効率的。
とはいえ、専門のシャンプー、育毛剤と言えば、それなりに高価なものが多いので、下手な失敗はしたくないですよね。任せてください、ちゃんと聞いてきました。
- チャップアップ
- 薬用ポリピュアEX
- M-1育毛ミスト
- スカルプD
- UKA
この辺が実際使って良いと思ったものらしいです。
現在本人はチャップアップのシャンプーと育毛剤を一年ぐらい愛用中。「ほら、見て見て!」て頭を見せられましたが、確かに一時期M字ハゲ一直線だったのから比べれば、かなりふさふさしてます。
ここでいわれた注意点は、シャンプーと育毛剤は同じメーカーから両方出しててセットで使えるならそうした方がいいとのこと。バラバラにアレンジして使うと、効果が薄れるような気がするし、大抵はちゃんとつながるように考えられているので損することの方が大きいそうです。組み合わせが悪くてかえって悪くなるということはないとは思うのですが、せっかく高い金出して使うんだから効率的に使った方がいいですよね。
抜けもありますが、紹介サイト探してみました↓。
正直私からすると高いなぁ~、もっと安く済むのないの? って言ったんですが、何を言う、髪は長~~いお友達でしょ! って怒られました。
とはいえ、安く済ませたいならやっぱりシャンプー関係で、手軽なシャンプー類、これも教えてもらいました。
この教えてもらった物は、ドラッグストアでも、もしかすると手に入る物ばかりなので、試してみる価値はありそうですよね。
最近は男性だけじゃなく、女性も気にしている薄毛ケア。
プロテインは髪に良いとはいえ、効果を実感できない部類のものなので、これらの製品で実感を感じてみてもいいかもしれません。
ムキムキでつるつるのイメージをみんなで払拭しましょう!