プロテインを牛乳で溶かして飲まない理由

プロテインを牛乳で溶かして飲まない理由

私はプロテインを摂取するとき、水で溶かして飲みます。

他の人に聞いてみると、かなりの割合で牛乳にプロテインを溶かして飲んでいるという答えが返ってきました。
ジムで飲む場合などは保管ができないのでミネラルウォーターという場合が多いらしいのですが、自宅トレの場合や、自宅で摂取する場合は牛乳+プロテインというケースがかなりあるようです。

私はいろんな理由があって水オンリー、浄水器を通した水で飲んでます。
時と場合、使い方によって分けた方がいいらしいのですが、めんどくさいので水でいいです。

そもそもホエイプロテイン自体牛乳から作られているんだし、栄養があっておいしいんだからいいじゃないか、という人が大多数だとは思いますが、デメリットもしっかり理解して、選択した方がいいと思います。

別にだれがどんな飲み方したって、本人の自由なんだからいいっちゃあいいんですが、あとでそんなの聞いてないって、文句言われてもしょうがないから「なぜ」について簡単に解説しておきます。

 

乳糖でお腹を壊しやすい

中にはいくら牛乳をがば飲みしても平気な人というのがいます。
ですが、ほとんどの日本人は歳をとるごとにだんだん乳糖不耐症になるケースが多いです。
要するに牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして下痢するあれです。
元々乳製品を口にする文化を持たない民族なので、遺伝子に刻まれてんでしょうね。

コップ1~2杯ぐらいだったら平気という人でも、毎日1L飲んだらヤバいという人も結構多いと思います。
原因は牛乳に含まれている乳糖です。
よく考えてみてください。
ホエイプロテインの場合、WPC製法で牛乳を精製圧縮したものには、乳糖が含まれています。
それを乳糖が含まれている牛乳で飲んじゃいます。

乳糖+乳糖でダブルかそれ以上で飲んじゃってるわけですよ。

牛乳に弱いかな~って人は一発アウトの可能性が出てきてしまいます。

日本人は歳をを取るごとにこの傾向が強くなっていくので、今日大丈夫でも、来週はダメになるかもです。

さあ、どうします?
とりあえず豆乳にしますか、豆乳でホエイを溶かすと・・・うん、不味い!!

 

高カロリーでしかも高い金を払ってるのにもったいない

牛乳で溶かして飲むという人は、牛乳の栄養素も一緒に取っていることになります。
でも、よ~く考えてみてください。
意外に高カロリーで脂肪分が多いのが牛乳です。
ぶっちゃけおいしい牛乳であればあるほど脂肪分と生クリーム成分が多いのが牛乳。比例してカロリーも高くな.るってのが常識です。

プロテインのカロリー+牛乳のカロリー+牛乳の脂肪分、これを毎回取っていることになります。

ダイエットや痩せたい女性なんかには、とてもおすすめできません。
こんなこと関係なく太りたい、体を大きくしたい、ウエイトゲインのプロテインを飲んでいるという人であれば問題ないですが、プロテインを飲んでいるような意識高い系の人は、そんなつもりで飲んでいる人、少ないと思います。

プロテインは牛乳から脂肪分をわざわざ取り除いて栄養素を圧縮してくれているのに、それをまた原材料の牛乳で割っちゃうなんて・・・高い金出してプロテイン買ってるのにもったいない、て、私は思っちゃいます。

ソイプロテインを豆乳で割るのも同じです。ましてやWPI製法のプロテインやペプチド配合を牛乳で割るなんて愚の骨頂。
わざわざ手間をかけて乳糖まで取り除いてるのに・・・
もったいない!!

 

吸収が遅くなる

正直休息日にプロテインを牛乳で割ったものを飲んでもOKだと思ってます。
寝る前とかもいいかもね、カタボリックシンドローム予防になると思います。

でも、通常運転の時には考え物です。
特に筋トレ後のゴールデンタイムは30分、吸収の速さがキモですよね。

牛乳と一緒に飲むと、せっかくのホエイプロテインの吸収速度が遅くなってしまいます。

牛乳に含まれている栄養成分とたんぱく質、特にたんぱく質は80%はカゼインです。
ご存知の通りカゼインプロテインは吸収に6~7時間かかります。
この吸収速度にせっかくのホエイプロテインが巻き込まれちゃうんですよね。

「いやいや、ホエイの成分の方が先に吸収されるから大丈夫」そう思っている人って、結構多いんですが、そんなに都合よくはいかないんです。ホエイとカゼインのダブルミックスのプロテインが売られているのでそう誤解されることがあるようなのですが、あれは時間差吸収の加工がされているからできる芸当であって、普通に混ぜて飲んでしまうと、胃腸は吸収の遅い成分に長時間の消費エネルギーを使ってしまうので、吸収は確実に巻き込まれて遅くなります。

これはホエイプロテインやソイプロテインを豆乳に溶かしても同じようなことが起こります(ソイプロテインは吸収に時間がかかりますが、それでも加工工程で吸収時間を短縮する加工がされていることが多いです)。

せっかくの効能や効果を自分でふいにしてしまうのは残念です。せっかくの努力を半減させてしまうわけです。

トレーニング後は特に、プロテインは水で飲んだ方がより効果的ですよ。

 

牛乳代だって馬鹿にならない

プロテインをわざわざ買って飲んでいるような人であれば、健康に気を使っている人が多いでしょう。
牛乳だって安物ではなく、栄養価にこだわっていることが多いと思います。
1Lで200円、いや、もっと高いものを買っているかもしれないですね。
1日半分の500ml飲むとすれば、1か月で3000円以上のコストをかけているということになります。
たかが牛乳とはいえ、プロテイン代+牛乳代と考えたら結構馬鹿にできない金額ですよ。
これで各種サプリ代、BCAA・アミノ酸代、さらにジムに通ってると考えたらいったいいくらかかってんのか考えるのも恐ろしくなります。

私の場合、自宅トレ派なのでジム代はかからないとしても、プロテインを含めサプリ代は1か月上限1万円まで、なるべく6000円以内に収めるのが目標! と、少ないお小遣いの中でやりくりしてます。
なるべく栄養素がかぶらないようにとか、ビタミンB群強化のプロテインならサプリではカットするとか、ちまちま細かい計算を積み上げてやってるので、牛乳代まで出せるというのは、ちょっと考えられないです。

よほどのお大臣か、細かいことなんか気にしてられるかガッハッハッでないと無理でしょうね。

大体、大雑把な人やガッハッハッがスポーツや筋トレに素養があるのかどうか疑わしいです。
スポーツをやっている人であればよくわかると思いますが、レベルが上がれば上がるほど、豪快さ大胆さと同じぐらい緻密さ、繊細さがなければできなくなってきます。体育会系のあの規律や整理整頓、上下関係まで、それらの下地を作るためだということが分かってきます。ただの運動バカではダメなんですよね。
筋トレに関してはもっとそれらが必要です。一般的には筋肉バカは脳みそまで筋肉の能天気野郎のイメージですが、実際は緻密な計算と計画性をひとつずつゆっくり積み重ねて作り上げる体を使った頭脳ゲーマーです。スポーツマンというより芸術家のような作業が必要な要素になってきます。
これら繊細な作業を積み重ねていく人が、ガッハッハッの一言でどんぶり勘定でまとめてドンッということを平気でできるとすれば、その人の素質自体を疑いたくなります。

牛乳代だって馬鹿にできません。
細かい計画性を養うためにも、一度ちゃんと考えた方がいいと思いますよ。

 

水の方がいいサプリメントもある

プロテインは水でも牛乳でもどちらで飲んでもいいっちゃいいんですが、残念ながら、サプリメント関連はできる限り水で飲んだ方が効果を発揮するものが多いです。

バラバラに飲んでいくと、水分でお腹タプタプになってしまうので、プロテイン摂取の時にまとめられるものはまとめて飲んでしまうことが多いのですが、それでも、プロテインとすら一緒に飲まない方がいいものまであったりします。

一番有名なのはBCAAやアミノ酸系のサプリメントですよね。プロテインよりも即効性があるので、胃袋にすら何も入ってない空腹時に飲まないと意味が無かったりします。
ビタミンやミネラル系のサプリメントも、他の混合成分を含んでいないものとの摂取がお勧めです。胃腸の中での化学変化を避けるためや、吸収効果を変えないためでもあります。同じ理由でもプロテインとの摂取の方がいい物や、食後に摂取した方が効果的なものなど、実は結構細かく分かれてたりしますよ。

総じてサプリメント関連は食事の時に一緒に取った方がいいもの以外、牛乳、コーヒー、紅茶、緑茶、ジュースなどの混合成分の液体での摂取は控えた方がいいです。
プロテインと一緒に混ぜて摂取する場合やまとめて飲む場合なども、それらも考慮すれば、水での摂取の方がリスク回避になると思います。

いろいろごちゃごちゃ書きましたが、効果の違いやマイナス面が分かっていれば、ぶっちゃけ牛乳で飲もうが水で飲もうが個人の自由なので文句はありません。
私は無駄金が大嫌いなので、水で飲んでるというのが本音ですし。
場面によって使い分けは重要だと思いますし、ここで言っているほど極端な例にはならないと思いますしね。
ただ、ダイエット目的の人やめんどくさがりの人であれば、やっぱり水での摂取の方をお勧めします。

これって、意外と習慣化してしまうことが多いので、後でやめようと思ってもなかなかできなくなったりしますよ、ホント。
自分のクセのような習慣化が定着する前に、周りがそうしてるみたいだから・・・と何となく決めつけてしまわないで、自分のやり方や方針は自分で決めるようにしましょう。
柔軟性というのはいつでもとっても大切です。
水でも牛乳でもどちらでも、変な抵抗がなく飲めるようになっておきましょう。

 

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