プロテインの素朴な疑問

プロテインメーカーごとで原料の違いはあるのか考えてみた

2022年11月7日

プロテインメーカーごとで原料の違いはあるのか考えてみた

一昔前のプロテインと比べると、今のプロテインは本当においしくなりましたよね。
品質も段違いに良くなって、値段も驚くほど低価格を実現しています。

私が学生の頃は、とんでもないプロテインってザラにあったからねぇww。
ここまで良くなると、メーカーごとやブランドごとで筋肉が付く付かないという単純な論争はバカバカしく感じますよ。

もちろんWPC、WPI、CMFなどのたんぱく質の分離方法の違いはあるよ、あるけどさぁ、同じ分離法どうしだったらそんなに違いって無いはずだよね。
そこで素朴な疑問。

製造ラインや製造方法などによって、その差は必ず出るはずなのに、なぜか聞いたことがないッスよね。もちろん食品メーカーとしての品質管理があることは分かってるけど・・・

シンプルなプロテインであればあるほど、違いって出るはずだよね?
そうなってくると原材料の違いが大きな違いになってくる?
本当に品質の違いに大差はないのだろうか?
そんな素朴な疑問ですw。

もちろんこんなことをメーカーに聞いたところでまさに心臓部です、教えてくれるわけがありませんわw。

この疑問を解決するには、お得意のひねくれた斜め目線が必要になってきますw。
さて、ここからは経済の話になりますよ。
経済とかの話しになると、お腹が痛くなる人はこのページは飛ばして下さいww。

事業規模から考えてみた

まず、プロテインメーカーの企業規模で考えてみました。

プロテインブランドは、一部の上場企業を除いて、資本金1000万円~5000万円までの中小企業です。
売上高を見ても、地方の中堅食品メーカーと大差はありませんよ。
一部上場企業の大手も、プロテインは商品ラインナップの一つ、サブラインナップの1つのジャンルにすぎませんよね。
この現実的な事業規模で、業界共通の低価格帯を維持し続ける事がまず、できるのかという疑問。

次にプロテインは乳製品、大豆から作られます。
先月プロテインが10,000円を超えてたのに今月2,500円を割った!なんて聞いたことがないでしょ?
まあ、これはちょっと極端な話だけど、この原材料の日本国内での価格変動や気象変動に全く影響なく同一価格帯を維持し続けている点も不思議です。元々の販売原価が半分以下という商品であれば、価格変動なんて楽に吸収できるので納得ですが、それはどう考えても今の価格帯と品質からはあり得ませんよねw。
どこか国内の乳製品会社数社が独占的に基本的なプロテインを大量生産してるのかな?

低価格の維持と、安定した商品提供という点から調べてみると、いくつか分かってきました。

  • 大豆製品については、日本国内の食品加工工場がかなり優秀で数も多く、特殊許可や特殊免許がいらないということ。
  • 乳製品のプロテインは、ベースプロテインパウダーが大量に輸入されているということです。

これらについては、メーカーが上場してれば投資家向けの報告書のIR(Investor Relations)をよく読むと全部書いてありますよ。

ホエイプロテインの「原料」の生産は世界で数えるほど

結局、原材料の質の違いが大きなポイントになってきそうなのは予想できますよね。
調べてわかったのは、国内生産ができてしまうソイプロテインは別として、ホエイプロテインの安定生産には原料の原産地に近く、しかもかなり大規模の工場が必要だということ。

ここで驚愕の事実発見!

そもそもホエイプロテインの原料をメーカーブランドに安定供給できるような規模な巨大プラントって世界中に片手で数えるぐらいしかない」らしいんですよ、みんな知ってた?

私は最初、えぇ~!、マジかって言っちゃいましたww。
おそらくプロテインを飲んでる人のほとんどが知らないんじゃないの?

最初農協みたいな仕組みで輸入国の生産者の皆さんから少しずつ集めて牧歌的に作ってるのかと思ったら、超最先端テクノポリス! SF並みに規模が全然違います。もう、ひとつの国ですよ、国ww。

大量の生乳が安定提供できる超巨大規模の農場を持ち、巨額投資と民間企業と大学研究機関がワンセットになって生産してます。実は日本のプロテインのほとんどがそれらのプラントで作られた原料を素に生産してて、そのほとんどがアメリカ産。残りはオーストラリアとヨーロッパかな。国内有名メーカーのIRを細かく見てけばどこの原料を使ってるかわかると思うけど、コストと量から考えても輸入品を使ってるのは明らかですよね。純国産をうたってるメーカーが全くと言っていいほど無いのと、そもそも生産量が国内生産ではそんなにまかなえないんじゃないかな? ものすごくバカ高くなるってことを考えれば、当たり前っちゃあ当たり前ですよねw。

アメリカ、オセアニア、EUの数社でしか生産されていないので、おそらく日本の流通ルートから考えれば、ほとんどがアメリカルート、自国検疫が厳しいオセアニアは少数派と考えるのが妥当です。

ここまで調べて、ちょっとほっとするというか、納得しましたわ。
高品質、低価格のベースプロテインパウダー、つまり「原料」を安定的に調達できるシステムが世界的に出来上がっているということですもんね。その原料を元に国内工場でWPIやCFMなどプロテイン抽出加工やフレーバー加工、特殊技術加工や栄養素の追加ブレンドがされているということが分かります。

ちなみに、ベースプロテインパウダーの工場規模は数百エーカーという規模なので、海外の大資本が市町村一つ丸々入ってしまうようなコンビナートクラスの加工工場を建ててます。日本の上場食品企業クラスではとても太刀打ちできない規模ですよ。逆に、絶対できない規模で低価格と高品質で「原料」を継続的に提供してくれるわけですから、利用した方が賢い買い物になりますよねw。
グローバル化が進んでいる現代ではこれがスタンダード、常識の域だと思いますよ。
もちろん国内生産しているメーカーもあると思いますので100%ではないと思いますがww。

ソイプロテインについては、大豆加工はさすがに日本の技術が優れているという点と大豆が痛みやすいという点から、加工工場が多くある国産が有力です(海外のサプリ工場ではパウダー加工の大豆も大量生産しているので、一部は入ってきていると思いますけど)。

相当厳しい品質検査を通しているという感覚もありますが(この辺は情報公開している企業が多いです)、通常工場発注にはレシピがあります。どういう原料で、どんな加工や内容のものが欲しいかというものです。

生産元がほぼ一つとなれば、当然、ここが日本のプロテインメーカー各社違いを出してくるポイントなんじゃないですかねぇww。

結論! 結局、原料が同じということは・・・

プロテインメーカーごとで原料の違いはあるのか考えてみた

まあ、ともかく、ベースになる原材料が口やかましい日本人の一定基準をクリアしてきているという点を見ても、素はおんなじですからねぇ、各社品質や効能に極端な隔たりはないと考えた方がいいと思います。

原材料の輸入元の違いが品質の違いになると予想してたんだけど、大きく当てが外れてしまいましたw。
下手すると、日本国内にあるプロテインのベースは商社を通じて入っていて、ほとんどが1社、残りをちょこっと2社ぐらいでシェアを占めているとすると、その3社の風土の違いや製造のクセの微妙な違いぐらいしかでないのかもしれないですよ。

結論、プロテインはそんなに違いはない!ってことでw。
プロビルダーがメーカー品質よりもたんぱく質量にこだわるのは、意外と大正解。
素が同じだったら合理的な発想なのかもしれないですよねww。

まあ、これはあくまで私的考察です。うちは全然違うぞバカヤロー! ということもあると思います。ちょっと視点を変えてみるというのも面白いと思いましたので、参考までに。
取りあえず、怒られる前に、先に謝っときますww。

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